友人宅で食べたチーズ。epoissses。
以前「大好き!」と思っていたモンドール。ストーブの前でスプーンにすくったモンドールを火の熱で炙り、トローリとろけさせてパンに付けて食べる感動といったらっっ!んもうっ!本当においしいぃいいーーーー。と思ってたんです。
が、ある日を境にモンドールが、味ではなくその香りがダメになってしまったのです。
冬のある日、高いお金を払って一箱買ったそのチーズはもともと熟成が進んでいたらしく、だからちょっぴりディスカウントしてくれたんだと後でわかったんだけど、その日はかなり暖かい日だったのに一日中チーズを手に持ち街をふらふら歩き回っていたので、夜になった時にはもう熟成も最終段階?という程に達してしまい、家に着いたときには部屋中に充満するほどの強烈な香りを放つ単に猛烈に臭いチーズに変身していて、私はその強烈な香りに完全にヤラれてしまい、それからはまだまだフレッシュなそれを食べてもあの時の臭さmaxな記憶が蘇りどうも苦手なチーズになってしまったのです。
「あんなに好きだったのにこんなにもダメになるんて…」残念だぁしょぽんて数年思ってました。
で、このエポワスに出会いました。
友人ファミリーには人気がないということだったのだけど、私はこれが一番食べやすいと思いました。コンテやミモザもおいしかったけどとろみ感という点でエポワスうまでした。エポワスにはブルゴーニュ地方の赤ワインがあうよ、とドイツの友人(料理上手)に教えてもらいました。あぁ、彼女の作る鹿の赤ワイン煮が食べたい。
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