今年の春、あんなにテンションが高かった屋外バウムクーヘン。
秋にも第2回を開催したんです。
バニラエッセンスじゃなくて、ヴァニラビーンズを入れたりもして。気合いは入ってたと思うんです。味もプレーンだけじゃなくて、ベルリンで食べたバウムクーヘンの味にしてみようとか、アイデアと材料はを持参して参加したんです。
でも、でも…
バウムクーヘンじゃないものの写真をなぜか多く撮ってることからも気づいてしまうけど、「バウムクーヘンがそこにある」というだけじゃあ、もう、何のトキメキもオドロキもカンドウもなくなっていたのです…!びっくりすぎるくらい。
あんなに楽しい!スキ!って思ってた自分の気持ちはいったい何だったの!?って衝撃をうけるほど(笑)。
なぜか仲間内で盛り上が先行して「商品としてのバウムクーヘン」をイメージして臨んでしまったので、最初から
「あれ、なんか生地(焼く前の)がかたいけど?
ちょうどいい焼き色具合になかなかならないんだけど?
でもあんま火の上においておくと、
乾燥しておいしい生地にならないんだけど?」
と焦りばかりが先立ち、「楽しい!」という感情はおいてけぼり。
焼けたら食べるという楽しみがあるかというとそうではなくて、
「焼きたての味は、生地を寝かせた後の味とは別ものだから」という理由ですぐには手をつけず、すぐまたもう1台の焼きの作業に突入。その場で「楽しむ」ということを忘れたかのように作業してしまってました。
焼きたてのバウムクーヘンを横置きにすると、床面についた生地がつぶれてしまう、ということを会場提供者の方であり、バウムクーヘンぐるぐるマシーンを作っていただいた方に伝えたのか独り言だったのか、はっきりしないうちにガガガっと作ってくれた「バウムクーヘン縦置き台」。すばらすぃかったです!
これでバウムクーヘンを綺麗な◎のまま、いいカタチをキープすることに成功しました。
3台作った後の帰り道、たぶん火のそばにずっといたからだと思うのですが、なんか変な物質(燃えてできる何か。二酸化炭素?)を大量に吸い込んだらしく、胸から頭がボーっとして、ヘトヘトに疲れたことだけははっきりとわかった、成果の得られない気分のちょっと悲しい帰り道でした。
そして。
しっかり冷めた翌日に冷静になって食べたんですけど、スス(煤)の味が…(涙)。
生地の味はおいしいと思いましたが、これは売れないなぁ。。
道のりは遠いです(何の?)。
自然の中でのバウムクーヘン作りは
火のコントロールが難しい+外の気温にもかなり左右される
ことがよくわかりました。
あと、
生地には煤を入れるな
ですね…(反省)。
自然の中でのお菓子作りはとっても難しいことがわかりました。
キャンプをしないので、もっと的確な用具とかがすでにあったりして。
お正月くらいにまた挑戦したい(椅子に座ってゆったりした気分で)。
ちゃんとおいしく作りたい(けど屋外にはもうこだわらない!)。
やっぱケーキはおいしいパティシエの作るケーキ屋さんのが一番かも☆
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