3.11後、早野先生や野尻先生などのツイートを拝見(読)してて、勝川先生のツイートも途中から拝見して、本も出版されたことを知っていたけど、こちらも借りるタイミングがあわず、2012年になってから読んだ。
日本の魚は大丈夫か―漁業は三陸から生まれ変わる (NHK出版新書 360)
すごく丁寧に書かれていて、魚のことをまったく知らない私にもよく理解できました。
原子力だけに「ムラ」が存在するわけではないんだなぁということもわかりました。
ノルウェーを見習え、ということが書かれていることは、魚を愛する方に伝えました。
日本は、早い者勝ちで乱獲するオリンピックス方式って呼ばれる方法で、売ってもお金にならない稚魚をとってるんだということもわかりました。
ノルウェーのように、日本の漁業も、高収入で、魚の数も安定して、働いても働いても暮らしがツライ、みたいなことがなくて、適度に働けばいい、海も魚も人間もみんながいい関係になるといいと思いました!オークションシステム(ノルウェーの漁業組合が運営するサイト)。
東北の漁業を復活させるためには、とってきた魚を加工して流通させる機能も一緒に復活させないと、ハードばかりお金をかけてつくってもうまく全体が機能しないよということも書かれてました。
若者がナリワイとして生きていける漁業してる人はどこかにいるんですよね。(少ないけど)
宮城県知事村井さんの提案する「水産復興特区構想」もその後、どうなったのか、チェックしなくては。。
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