笹子トンネルの事件後、同僚から教えてもらい読みました『コンクリートが危ない 』。
………化学反応とか、物理とか、建築用語とか、なんかいろいろ専門的で、何度読んでもすぐ忘れる物質の名前など…、難しかった……。
でも、なんか、読んでよかった。
山陽新幹線乗るの、あの本できてから10年ちょい経ってるけど、大丈夫かしら…と思った。
コンクリートって脆いんだ…。ベランダもごっそり落ちちゃうことあるんだ…。ベランダの中に入れる鉄骨の太さ上下まちがえちゃうんだ…。
家買うひとは読んだ方が、無駄な被害にあわずにすむな、と思った。
しかし、原発の下請け孫請だけじゃなく(ってここで原発は関係ないのだけど)、コンクリートをいざ型に流し込むという大切な作業のとこの、クオリティが問われない構造になってるなんて、、、、
いろんな問題が広がってるんだなぁ……。と、遠い目になりました。
ちょっと難しかったので、よみはじめるととたんに睡眠読書だったから、間違って理解してるかもですが。。。
アルカリ骨材反応。塩。海砂。中性化。塩化物になっちゃう。水と空気と二酸化炭素とに触れて、中のものが移動するとか。粒子が留まってないという。コンクリートのガン。ブラックボックス化してて中がどうなってるかわからないとか。1970年代にできた建造物がヤバイんだとか。ちゃんときちんとつくればメンテ100年いらないのに、水いれたりして10年でもうかなり弱ってるとか。(頭をかすめたキーワードたち)
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