森岡書店内のギャラリー展示をはじめて見に行った際に、店主の森岡さんが書かれた本が出てるのを店内で発見し、読み終わりました。『荒野の古本屋 (就職しないで生きるには21)』。
最初の、前半の方の、ゆったりとした描写(メトロの乗り換えとか、階段おりたりのぼったりとか)、おばあちゃんが話した内容が克明に脳にインプットされてる感、すごくいいなぁ。。と思って読みました。開業にこぎ着けて、後に買ってくれる人との格闘のあたりまでが特にワクワクでした。(おっちょこちょいエピソードも、書店にいった際に誰かと間違えられたので、そこからも様子がちょっと想像できたりしておかしく読めました)。
後半も、前半のゆったりした歩みで読み進めたかったけど、きっと紙面が限られていたからでしょう。ちょっと急ぎ足で事態が次々と展開していきました。おめでとうございますといいたくなりました。
一歩一歩しかすすめないから、あせらずやりたい気持ちを持ち続けてずっとやろうと自分に置き換えてみて、ちょっとワクワクする本でした。
しかしあの盛岡書店さんの入ってる第2井上ビルはとても素敵。またいきたいと思います。
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