を読んだ。
たしかにサブタイトルがついてなければ読まなかったかもしれないが、吉田所長の話ではなかった(だけではなかった)。
自分のことを考えるのではなくて、自分がやらなきゃ他に誰がやるんだ、という責任感(と一言でいうとすごく軽く感じるがなんかもうすごく深くて尊いもの)をそれぞれの人がもって大勢の人が必死で冷却を続けるために動き続けたことがすごく想像できる理解できる内容だった。津波で建屋の地下でお亡くなりになられた方がお二人いらしたこともはじめて認識しました。
あとがきに書いてあったけど、9.11のテロ(2001)と、M9.1、津波34mをもたらしたスマトラ島沖地震(2004)があったのに、考える機会があったのに、F1の10mの高台にあった電源設備を「もっと高いところに」という発想や決定に至っていなかったこと。スマトラ島地震、2016年にふたたび起きてるし。地震の起きる場所は地震が起きる場所なんだっていう前提(仮説でも)に立つと、再び地震で揺れて津波がきたら建屋マズいですよね。ってことを考えてる人はいるんですよね。コンクリートの高い塀はF1にはできないのかな。。
福島第一原発で働かれている(いた)方々がいたので今日も暮らせている。ありがとうございます。
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