偶然入った(に近い)カレー屋さんの物販コーナーに、そのカレー屋さんご自身の本があったので、『不器用なカレー食堂』読みました。読んだら、前読んだ本の中で、同じ「就職しないで生きるには21」シリーズの本『荒野の古本屋』もあることに気づきました。
まとめ方が同じ?どっちの本も前半がよかったなぁ(読む私自身の体力や集中力やキャパ的な問題かな…)。前半のワクワク感がよかったです。
不器用なカレー食堂の鈴木さんご夫妻の若い時のヒリヒリ感から始まるのがいいです。ひしひしと、グイグイと、来ました(でも私はその体験をしてないから勝手な想像だけのヒリヒリ感をイメージしてるだけ。…本当のハードさは理解してないと思う)。
本の後半、カレーへの突き詰め度合いを読み進むうちに、自分で続けてる(かろうじてやめてないという程の)試みについて、とても「やってる」って言えないなと思った(しかしやめるわけにはいかないのでやめたくはないから今度の週末もやる)。尋常じゃない領域は孤独なんだなときっと。でもご夫婦でやってるから続けられるんだろうなと。文字情報だけでもインドで食べられる料理名が、わかる料理については、3Dで迫ってきて、イキイキと頭の中のテーブルに立ち上ってきました。
関係ないけど、今日もカレー食べた。ここ数年通ったカレー屋さんにもうすぐ行けなくなると思うとまだ実感ないけどちょっと切ない(そして明日もそのお店のカレーだ)。
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