新型コロナで行きたくてもレストランにいけない。新型コロナ問題がおさまったときに、行きたいレストランがなくなってる。そんなのはイヤだ!
ということで、手に届く範囲で買いまくろう(といってもそんなにお金が続かないけど)と思っています。
その流れで買った、ラムのあばら肉(フレンチラック。ラムラックとはラムのフレンチラックの省略形なのか?)。ラムチョップができるやつです。初めて、原型、というか、構造を、どこを食べてるのかを知りました…
「ラムラック 背骨」で検索してYoutubeで動画をみて、口で説明されている動画を一番参考にしました。何しろ素人、脂の処理とかぜんぜんわからないし、筋?関節?ぜんぜんわからず、動画を何回もみました。
実際にとりかかってみて、最初の処理をスキップしてしまったみたいで(あとから気づいた)、全然背骨とそれにくっつくあばらの関節が出てこない!どこだー!っと、ここで1時間もかかりました…
買ったのは、オーストラリアのブランド「TOP PADDOCK」(ほかにも、ローリングフォーティーズというブランドがあるそうです)。
のパスチャーフェッドラム(牧草育ちラム)。
ちなみに、今回はじめてラムとマトンの間の成長度合いの「ホゲット」という国産のお肉の存在も目に入りました。
動画でシェフが話していたように、その時々によって肉と骨の形が違うよ、といっていたけど、何しろ見たことがない。動画の最初の方でやっていた背骨まわりの下処理(脂とったりするところ?)をスキップしたことによって、いつまでたっても背骨と肋骨のジョイント部分がつかめず…
四苦八苦(大げさ)しながら、若干汗ばみながら、ようやく、スジを切る音がするようになった!そしてなかば無理やり背骨をはずすことができた〜〜〜〜〜!
背骨だけ写真に収めるという気持ちの余裕ももうなく…
上の取り外した部分は、疲れたので、考えることを放棄して調べないで捨ててしまいました…
大きな包丁にかえて、お肉を均等にカットしていきます。
バットも小さいのしかなくて、乗り切らず…
塩コショウ(塩も黒)してしばらく時間をおきます。
オーブンで焼きたいけれど、ガスオーブンがなく、またフライパンはすんごい小さいのしかないので、中華鍋に全部放り込みました。
レストランで絶対怒られそうな雑な焼き方。全部つっこみスタイル
どんどん脂がでるから、オリーブオイルとにんにくひとかけをはるかに上回る量の羊のオイルで、全体が包み込まれるくらいの勢いになった。このまま温めよう、と蓋をしたりしました。
が、しばらくたって、「でも鴨のコンフィは聞いたことあるけど、ラムのコンフィって聞かないな」と思って、急いで脂を捨てました。何回か捨てます。
ハーブ類も何もないけど、コロナ戦場下では「あ、ハーブ買いに行こう」と気軽には外出できない。オリがたまりまくったジョージアワイン(の残り)を入れる。完成!
(アスパラ、朝グリルしたのをそのまま放置してたからか、乾燥気味…)
ソース!?
忘れてました。ソースは別に作るんでしたよね…
でも、力尽きました!
おいしかった〜〜〜〜〜〜
焼いてる最中から、なんかお肉がほわっほわしてて、すごい。
常温にしっかり戻してから焼いたからかも…
とにかく、今回これをやってみて、いかにお料理がレストランでお皿に乗っかって運ばれてくるまでに労力がかけられているのか、が、すんごく、身にしみてわかりました…
ありがたく、次回はレストランでいただきたいと思います!!!!
いい体験ができました。おもしろかったです。
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