コロナが流行しだしてから、情報収集は一次情報をいち早く知りたいと、主にお医者さんのTwitterアカウントをフォローしていました。100人以上フォローして(途中からあれ?と思う方などはアンフォローして、だんだん読む対象の方は少なくなってはきたけれど)、最前線で働かれてる(戦われている)方のリアルタイムな情報発信を、仕事が終わってから毎晩、寝る時間を削って、必死で流行状況などをウォッチしているつもりでした。
そのなかのおひとりで、作家でもある知念実希人さんの『機械仕掛けの太陽』をやっと読みました。
本を読むことで、復習ができたというか、意識にのぼっていない(想像できていなかった)こともわかり、ひとつの事象として、本を読む前よりまとまったイメージを持つことができるようになりました(もちろんまだ自分がわかっていないことはたくさんあり、また、これまでに起きていないこともあるかと思いますが)。
本のなかでハっとしたのは、自分のなかではっきり意識できてなかった(一方的に申し訳ない!と思ってしまった)のは、看護師さんの戦いぶりです。
看護師さんのアカウントはフォローしてなかったかと思うので、看護師さんがお医者さんより(←言い方に語弊があるかも)も最前線で戦っていらしたことは、そこまでのイメージがぜんぜんできておらず、
なんと!そんなことになってたのか!
と、今更ながらに感謝の気持ちを新たに持ちました。
大量に離職した、お給料が下がったというニュースは知っていたけれど、最前線で働いているのに下げられるなんて本当エグすぎると思いました。
つい最近、2〜3時間ほど歩いて熱中症になったばかりの日の夜中に一気に読んだので(返却期限が迫っていたので…………汗)、全部覆われた完全防備の姿で(しかも時に外でという環境で)寝不足になる日もありながら(激しく流行している際には寝不足になられていたお医者さんいらしたので)、本当にすごい体力と気力だな、、、、と改めてどのページも目を見開いたまま読んだと思います。
本を読み終わったあと、自分と看護師さんとの接触した機会を振り返り、2回目の会社の職域接種会場でワクチンを打ってくれた看護師さんの笑顔が蘇りました(めっちゃ笑顔で会話してくださって元気をいただきました)。そのほかのみなさんももちろん、本当に改めてありがとうございます。
医療従事者の方(といっても、どこからどこまでの業種の方か、まだ鮮明にイメージできていないとは思う)、改めて本当にありがとうございます。そして今も流行しているので、ふたたび戦場に向かわれているかと思うと、本当に頭が下がりますmm。
ビラノアを飲んでる自覚ないまま同じ薬をもらいそうになり、薬剤師さんに指摘されて気づけた事件から、より病院の方とお話するときなどに気をつけるようなったいま、心の声を文字で読んだことで、お医者さんなど医療従事者の方をより身近に(イメージできる存在として)感じるようになった本でした。
国民のために働かれている政治に関わる方に、3時間〜半日分の時間があればゆっくりでも読めるので、そうしたら流行時の全容のイメージができるのになと思いました(そしてこの流行を避けるための行動を考えようと思えるのではと……。別のレイヤーからの視点だと、まったく違うんだよそれはわかってるよでもそうも言ってられないんだよということなのかもですが……)。少なくとも、怪しい金儲けのために近づいてくる人の言動には、はてな?とちゃんと思えるのでは……と思いました。
読めてよかったです。ありがとうございました。
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