友人から、たぶん私が気に入るはず、とおすすめしていただいた三浦哲哉さんの本を読んだ。
『LA フード・ダイアリー』
フランス留学時の話?の本から読みたかったが、こちらから。
特に前半部分が、自分の記憶とも共鳴したという理由からワックワクでした。
LAで初めておいしい料理に出会ったシーンが登場する記述を読みながら、映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の記憶が甦ってきたのだけれど、次のページに、その映画の元になった韓国系のシェフ ロイチョイさんと評論家ジョナサン・ゴールドさんの話が登場して、おぉ、まさにあの映画か!つながった~と。
映画は何も知らずにただコロナの引きこもり中にアマプラで観ていただけだったので、実在のお話がもとになった映画だったんだ、と知ったら、俄然、本のなかに登場したお店のタコスを食べてみたい欲が出てもきました。
コルドンブルーを出ていて、アラン・デュカスの料理学校に短期留学した料理なんて !タコス食べた過ぎる、と、お店のGooglemapの口コミを読んだら、すでにウェスリー・アヴィラさんは、ゲリラタコスの店からはいなくなっててインスタを検索したらご本人のリアルタイムなお姿も拝見でき別の道を歩んでいるということもわかって、本のなかと現実の境なく読めたのも新鮮でした。
トータスジェネラルストア(Tortoise General Store)についても、経堂を散歩していた際に、器屋さんで耳にした会話とつながったりして、おぉ、と思ったり。
自分の食べたものを記録するのは心がけてはきたけれど(といっても近年はやってないが)、
食べ物を言語化するジャンル
を意識できて、よかったです。
そういえば料理人の方の本を読んでないなと、思い出したりもしました。
楽しい時間でした。
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