寄り道

お肉の身の部分を食べたい日だったよ

昨日はいつもとは違うところでコーヒーを飲みながらもしくは甘いものを食べながら本を読みたいぞ、っと思って早朝レッスンを終えた後、コーヒーショップにいくか甘味処にいくかでまずは和菓子屋さんの店の前までいくも、中にお客さんがいた。コロナ対策でお客さんお一人様ずつの入店制度になってるようで、昨日はめっちゃ暑くて1分も床からの照り返しの灼熱に耐えられず、待つことができずに別の駅に向かって歩き出しました。

この日は、朝たいして歩いてないのに何か飲みたいとコンビニに寄り、ずどんと暴力的な暑さにはぴったり！とコンビニで初めて見た（といってもほとんどコンビニ利用しないからたぶんもうずっと前から売っているんだろうけど）アクエリアスの経口補水液（大塚製薬じゃないのは初。大塚製薬のは薬局でずっとみてた）を買って、残り半分くらいになったのをチビチビ飲みながら家に向かう方向は変えずに歩く。

向かう先の駅前に一杯1,000円のコーヒー屋さんがあるけど、行くとかならず「高いなぁ」って思いながら滞在するのでそこはやめよう、じゃあ、その駅周辺に何店舗かあって、道路沿いにも焙煎豆屋を出してるあのお店、その道沿いの方はまだ入ったことないから行ってみようかなとお店の中をチラっとのぞいてみるものの、コーヒー飲んだらサっと出なきゃいけない面積と雰囲気。外のベンチなら長いできそうだけど…暑い。ダメだ…本を読めない。

では次。あのジェラート屋さんおいしかったよね、どこかなぁ。あ、あった。でもだんだんお腹も空いて甘いものというよりも、お昼が食べたいぞ。と思い、いくつかのお店をチラチラしながら駅に到着。すでにだいぶ身体があったまってしまった（熱中症危険の方）。

朝の経口補水液がおいしかった（身体がいいよ！おいしいよ！って言ってた）ので、またそれを駅前のスーパーでも買いたいなと思ったけれど、そのスーパーには売っておらず、伊藤園のルイボスティー600mlを購入。

暑いので、もうふらふらするのはやめて諦めて家に帰ろう、っと家の最寄駅へ。

暑い、暑いよ！信号を渡ったところにあるコーヒーショップの店先にあったコーヒーフロートの写真と目があった！ちょうどお店からお客さんが出て行く。店の中に人が誰もいない！決まり！と淹れたて中煎りコーヒーとアイスクリームを楽しむ。とりあえず身体を冷ます。いつのまにか店が満員になってしまった。ヤバイ出よう。

公園近くの帰り道。いつも素通りする焼き鳥屋さん。入ってみるかと、入った。お一人鍋2,900円。2名様よりっていう鍋が一番食べたい！アイスで落ち着いた身体にあったかい鍋、水炊き。いい感じ！お客さんがいなくて2人の料理人も余裕がありそうだったから、店員さんにこれ一人じゃダメですよね？って聞いてみた。店員さんが料理人さんに確認してくれたけど、ダメでした。なので次に目に入ってた鳥の担々麺を注文。

来た！赤い！夏っぽい！

あれ？でもお肉が入ってない！しかもおにぎりまでついてる！！！！！

あれ……私、鳥のムネが食べたい！

ようやくここまできていま食べたいものがわかってしまった。

焼き鳥屋さんってほぼ行かないから、串の名前がわからない。検索する。むね肉にちかいせせりを頼んだ（たぶん。あぶらはいらないと思ってモモに含まれるソリレスじゃない方にした）。

食べたい肉の塊よりもだいぶ小さいお肉が3つ並んだ串1本が来た。そうだ、焼き鳥って皮ついてくるよね。皮は…いらないんだった。

食べたいとその時に思っている材料は食べ、麺と、お米も食べ進めるのが大変だったけど食べた、途中までは。でも途中で食べきることは諦めた。なぜならパンもいっぱい買っていて、胃の容量には限りがあるから。無理して食べたくないものを食べるのはやめよう、少なくとも今日は、と思い、箸を置く。

 

お会計時に、お肉の方が食べたかったので炭水化物残してごめんといってお店を出ました。

ちゃんと注文するときまでに「むね肉がたっぷり食べたい」と言えるようにしておかないと！準備が足りなかった！

おいしかったです。

ここのところの状況を、ゆくゆく歴史の教科書に載る1ページ（1ページも割かれるのかな）だと思うと、ちょっと血の巡りがよくなります（不謹慎？）。

すごい時を過ごしていますよね。

イチゴのショートケーキは、とても優しい味わいでした。癒されました。

お取り寄せの日々

ほぼ毎日、といえば大袈裟だが、何かしら、荷物を届けてもらっている。主に食べ物の。先週はサプライズで友人からハンバーグも届いた！

Uber Eatsじゃないまだ地域限定のデリバリーアプリの存在を知って使ってから、テイクアウト専用のアプリもあることを知って、無限に同じようなサービスがあるんだな、すごいな、人口の多い東京ならではの便利さを享受できる環境だなきっと、と感謝しながらアプリをみていたところ…

生ケーキをお届けしてくれるお店もラインナップに入っていることを知る…

 

オォ〜〜〜〜〜〜　✨✨　！✨！✨！✨！✨　✨

 

知らないお店だけど、ちょっとフワフワ系だけど、しばらく口にしていない生ケーキ（しばらく、といっても1週間くらいかも…汗）。そう、いくら好きなお店のケーキとはいえ、使っているバターや粉などの材料が同じだと、身体が「別のもの」を要求してくる。味も記憶に残っている間は、感動度合いが低めになる。いや、おいしいのだけど、初めて出会うときの喜びのキラキラ感が足りない。だから、ここのお店のケーキを初めて食べるときは、新型コロナをちょっと忘れるきっと楽しい時間になる、はず。

いざ頼もう！と食べたくなったタイミングでお店をチェックすると、受付休止中。確かにその前日にみたときは売り切れ商品がいくつかあった。

そしてこのお店が2日連続でおやすみのようなので、アプリを変えて、デリバリーしてもらえるケーキ屋さんを探す。あった。パティスリーの名前がついてる！一つのお店が目に留まる。

食べたいものにだと、配送料も大きな問題ではなくなっている自分。

いつも通り、あまり深くは考えず、テイクアクション。ポチッッッ！

生ケーキのデリバリーを頼んでしまった…配送料550円。この緊急事態宣言下ではプライスレス。

先日頼んだサンドイッチは、見事にバラっバラに解体されていた（パンに刺さった爪楊枝も上方向に貫通してバラバラに）けど、今日は生クリームも原型のまま届いたので、チップも初使い。

感謝していただきます。おいしいといいな〜。いやきっとおいしいに違いない。

 

飲食店の方向け食材を調理した

新型コロナで行きたくてもレストランにいけない。新型コロナ問題がおさまったときに、行きたいレストランがなくなってる。そんなのはイヤだ！

ということで、手に届く範囲で買いまくろう（といってもそんなにお金が続かないけど）と思っています。

その流れで買った、ラムのあばら肉（フレンチラック。ラムラックとはラムのフレンチラックの省略形なのか？）。ラムチョップができるやつです。初めて、原型、というか、構造を、どこを食べてるのかを知りました…

「ラムラック　背骨」で検索してYoutubeで動画をみて、口で説明されている動画を一番参考にしました。何しろ素人、脂の処理とかぜんぜんわからないし、筋？関節？ぜんぜんわからず、動画を何回もみました。

 

実際にとりかかってみて、最初の処理をスキップしてしまったみたいで（あとから気づいた）、全然背骨とそれにくっつくあばらの関節が出てこない！どこだー！っと、ここで1時間もかかりました…

 

買ったのは、オーストラリアのブランド「TOP PADDOCK」（ほかにも、ローリングフォーティーズというブランドがあるそうです）。

のパスチャーフェッドラム（牧草育ちラム）。

ちなみに、今回はじめてラムとマトンの間の成長度合いの「ホゲット」という国産のお肉の存在も目に入りました。

 

ちゃんと検査したよ

 

袋から出したて

 

半月板（言い方あってる？）を取り出すところまでは簡単でした

動画でシェフが話していたように、その時々によって肉と骨の形が違うよ、といっていたけど、何しろ見たことがない。動画の最初の方でやっていた背骨まわりの下処理（脂とったりするところ？）をスキップしたことによって、いつまでたっても背骨と肋骨のジョイント部分がつかめず…

四苦八苦（大げさ）しながら、若干汗ばみながら、ようやく、スジを切る音がするようになった！そしてなかば無理やり背骨をはずすことができた〜〜〜〜〜！

 

できた〜

背骨だけ写真に収めるという気持ちの余裕ももうなく…

 

上の取り外した部分は、疲れたので、考えることを放棄して調べないで捨ててしまいました…

大きな包丁にかえて、お肉を均等にカットしていきます。

バットも小さいのしかなくて、乗り切らず…

塩コショウ（塩も黒）してしばらく時間をおきます。

オーブンで焼きたいけれど、ガスオーブンがなく、またフライパンはすんごい小さいのしかないので、中華鍋に全部放り込みました。

レストランで絶対怒られそうな雑な焼き方。全部つっこみスタイル

どんどん脂がでるから、オリーブオイルとにんにくひとかけをはるかに上回る量の羊のオイルで、全体が包み込まれるくらいの勢いになった。このまま温めよう、と蓋をしたりしました。

が、しばらくたって、「でも鴨のコンフィは聞いたことあるけど、ラムのコンフィって聞かないな」と思って、急いで脂を捨てました。何回か捨てます。

ハーブ類も何もないけど、コロナ戦場下では「あ、ハーブ買いに行こう」と気軽には外出できない。オリがたまりまくったジョージアワイン（の残り）を入れる。完成！

 

（アスパラ、朝グリルしたのをそのまま放置してたからか、乾燥気味…）

ソース！？

忘れてました。ソースは別に作るんでしたよね…

でも、力尽きました！

おいしかった〜〜〜〜〜〜

焼いてる最中から、なんかお肉がほわっほわしてて、すごい。

常温にしっかり戻してから焼いたからかも…

 

とにかく、今回これをやってみて、いかにお料理がレストランでお皿に乗っかって運ばれてくるまでに労力がかけられているのか、が、すんごく、身にしみてわかりました…

ありがたく、次回はレストランでいただきたいと思います！！！！

 

いい体験ができました。おもしろかったです。

出汁の味

ラーメンは、専門店になればなるほど個人的に敷居が高くて、めったに行かない（行こうとしない）のだが、ラーメン道をゆく同僚に誘われて、ラーメンの研究として参加した。結果として寒い夕方に1.5時間並んだ。そのあとでたぶん10分もかけないで食べた。

新型コロナウイルスが叫ばれ始めてはいたけど、いまほどは流行ってなかった。ただし花粉は飛び始めていたと思う（自分がマスクをしていたから）。電車を降りたとき、店に入って食べる前に、石鹸で入念に手洗いをした。

行ったのはミシュランで星を獲得している新宿御苑に移転したという不如帰（正式名称はSOBAHOUSE 金色不如帰）。

私が食べたのは、蛤と鯛の出汁の塩ラーメンの煮豚バージョン。それに、梅干し、九条ねぎをトッピング（たまごをトッピングし忘れた）。

行列は8.5割が諸外国の方。ワールドワイドな店で、待つ間、普段親しんでいない言語が背後から聞こえてきて（東のヨーロッパか、ロシアっぽい雰囲気。なんとなく）旅行気分を味わった。

並んでいる最中に、同僚からラーメンボウルの中身についてレクチャーを少し受けてはいた。トリュフオイルやポルチーニが使われていること。真ん中にパンチェッタが盛られていることなど。真面目には聞いたつもり。しかし、もっと予習して臨めばよかったとあとで後悔することに。。

1.5時間後、券売機で買ったラーメンと九条ねぎのお皿を受け取ったのだが、ラーメン道をゆく同僚が、めちゃめちゃ、めちゃめちゃ、食べるのが早かった！スルスルスル、スルスルスル、スルスルスル、スルスルスルっとリズミカルに食べ進む進む。ビールを合間に挟みながらも、明らかにペースが早い！！！！

どこから食べようかな、迷うな、と思っていたところに、勢いのいい音が聞こえてくる。ヤバい焦る。いや焦った。完全にペースが乱れた。とりあえず、遅れないようについていくことを無意識が重視した。
結果、味わい不足に……。

塩豚の上に乗っていた、なんかめちゃめちゃ貴重なお肉も、食べたあとに、なにかコクのある部分があったな、と、後からスペシャルなモノを食べたことを知る。姿をじっくり拝んでから食べたかった！

スープから蛤の味を感じるときもあったが、同僚は鯛の割合が増えたかもと言いながらペースを一定に保ったまま食べ進み、私はたまに蛤を感じたが、それが本当に蛤なのか、鯛なのか、確信がもてないまま終わった。

いただいたラーメンそれ自体は、遊び心溢れる、自分が作り手だったらやりたいスタイル。しょっちゅう作るものが変わる。いろいろミックス。ただ、食べる側になると、食べる前にもっと「今から自分が食べるものは何か」を把握して食べたい内容。

蛤の出汁にしても、本当に蛤だったのか、気のせいだったかもしれず、後日、パルシステムで蛤を買って復習した。

千葉県産とある蛤の袋には、沸騰した出汁の中に冷凍の蛤を入れてねと書いてあったが、私は「蛤」の味を知りたいので、出汁は入れずに最後にお酒と塩だけを入れた（お酒もないほうがよかったかも、けっこうお酒の味になってた）。

うん……。
一応復習した。

そんなに大きな蛤は捕れづらくなっているだろうから、蛤はそれほど大きくはなく、3cmいかないくらいの小ぶりサイズ。

味わった。初めて食べる味ではなく、知っている（と感じる）味。貝柱を食べるとそこが濃い味わい。

不如帰のラーメンは麺がおもしろい！と思ったのだが、ラーメン通の間ではそんなに珍しい麺ではないっぽく（なんとか製麺と言われたけど忘れた）、全粒粉の麺だそうです。粒々みえたでしょ？っと後から言われたけど、そんな余裕なかったです！！！

不勉強のジャンルの体験、勉強になりました。

 

おにぎり研究その1

影響を受けるからと、避けてきたおにぎりの研究。

第1弾として、食べてきました。

味噌汁
↓
具1
↓
具2
↓
具3

具1
680円
値段は高いけど、食べたかったので注文。
味噌汁が口に残ってるところに食べた。味しない。具の味を味わいたい。お米と具だけ、つまり丼として食べた方が具の味わかるなぁ。海苔かな。やっぱ塩のきいた（米がしょっぱいとはまったく思わず）お米とのコントラストのせいかな。もっと口の中で主張してほしいな、個人的には。

ごはんは、ほんと～に軽く、ほんとに軽く、ほろほろ、ポロリ。握ってると言えないほど。そうかー。

これは玄米では再現が難しいな。白米ならではだ。

塩の効いた白米と、海苔。海苔はたっぷりでも食べ手はまったく気にならないですね。

具2
具とお米のあいだ、すごく空間がある。こちらもそんなに具の主張はないと感じる。きっとこのお魚、おいしいんだろうな。

お米、引き続きふわふわ。

具3
漬け物系の具で、やっと米粒とのコントラストがいきていた。
お米がアツアツでおいしい！握りたて最高！

我々、コンビニのわかりやすすぎる味になれてしまったのか。
この素朴なおにぎりとどう向き合っていいのか、一回ではつかめなかった。
フランス料理のお皿と同じ感覚でたのしみたいです。

繊細な食べ物でした。ごちそうさまでした。お店の雰囲気はとってもよかったです。

お米が軽く握ってあったので、3つ！ペロリでした。